転職したことがあるかた、上司にお中元をどうしようか
そんなことを悩んだことありませんか。
今までは贈っていたけど、新しい職場でも贈るべきなのか、
転職で収入が減ってちょっと贈るのは大変とか。
逆に今まで贈っていなかったけど、また贈る風習のない職場
だったけど転職をきっかけに贈ったほうがいいのだろかとか。
贈るのだったら本来は「送り状」とやらは必要なのかとか。
今回はそんなお中元についてまとめてみました。
転職してから初めてのお中元どうしたらいい?
今までお中元を贈っていた方、贈らなかったかた
どちらにせよ、今回の転職はこれからどうするかきっかけ
になります。
そのうえで確認しておくべきことが
「社内規定」があるかどうか、お中元という風習があるか
どうかです。
そもそも上司に贈りものをしてはダメという規定があっては
お中元もお歳暮もないですよね。
そして前職で普通に贈っていたかたにはそんな規定があるなんて
考えないですしね。
また社内でお中元の風習が全くない職場で、転職者とはいえ
新入社員がいきなりお中元を贈りだしてきても上司も悪い気は
しないとはいえ、戸惑いもあるだろし、同僚も目ざとく感じる
かもしれません。
今後の人間関係を円滑にしていくためにも下調べはしておきましょう。
ちなみに現在のお中元事情ではお中元を贈っているかたは
60%だそうです。
ということは4割の人がお中元を贈ってないことになりますが
これを多いと考えるか少ないと考えるか……ですね(^_^;)
更に20代、30代の未婚者に限定すると15%くらいの
方しか贈っていません。
昨今お中元の文化自体が昔に比べなくなりつつあるのが現状です。
特に最近の会社では、お中元のやり取りを控えるようにという
傾向があります。
お中元を贈るには金銭面の負担が大きい為、お中元を贈るのは
辞めましょうという会社が増えてきているのです。
つまり、お中元を上司に贈るかどうかは会社によって違うのです。
会社の先輩などにお中元は贈った方がいいのかどうかを聞いてみる
のが一番良いと思います。
先輩や周りの社員が贈っているのであれば、贈った方が無難です。
お中元は上司のどこまで贈るべき?
本来お中元とは、日ごろからお世話にになっている方へ
感謝の気持ちを込めて贈るものです。
お世話になっている上司へ日頃の挨拶とともに今後もお世話になります
という意味合いがあるのです。
だからと言って社長、部長、課長、直属の上司など全員に贈っていては
大変です。
そのため、お中元を贈る上司としては毎日仕事をしている中で
最もお世話になる直属の上司や先輩のみで大丈夫です。
転職して上司にアピールしたい気持ちがある方もいるかもしれませんが
名前も顔も知らない転職者からいきなりお中元が贈られてきても
困惑するかもしれません。
贈られた上司もそれなりの対応をしなければいけないですからね。
上司にアピールして名前と顔を覚えてもらいたいなら
仕事をがんばってアピールしましょう^^
お中元を送る時送り状は必要?
結論から言うと上司にお中元を贈るときには「送り状」を
つけた方がいいです。
送り状とはお中元の品物に添える手紙またはお中元を贈ったことを
伝える手紙のことです。
お中元の品物だけを送ることは、先方への挨拶を欠くことになり
失礼にあたるため、特に会社の上司のお中元には送り状を添えて
贈るようにしましょう。
◆送り状を送る時期
送り状は品物と同時か、それよりも前に相手に届くように発送します。
・品物に送り状を添えて贈る
自分で包装したり、ネットショップなどで送り状やメッセージを
品物に添えて贈るサービスを利用する場合は、
品物に同封して贈ります。
・品物が到着する前に送り状が届くようにする
品物に送り状を入れれない場合は、別便で手紙かハガキを
前もって送りましょう。
ただ相手が個人の場合はハガキ、取引先等の場合は手紙が
一般的といわれています。
◆上司への送り状の文例
拝啓 暑さが一段と厳しくなって参りました。
○○部長にはますますご壮健のこととお喜び申し上げます。
日ごろは公私にわたって温かいご指導をいただき、心から感謝申し上げます。
さて、本日は日ごろの感謝を込めまして心ばかりの品をお送りいたしましたので、どうかご笑納ください。
今年の夏はことのほか暑いようですので、どうぞご自愛ください。
まずはお中元のご挨拶まで。
敬具
拝啓 暑気厳しき折柄、○○課長におかれましてはますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます。
平素は大変お世話になっております。改めて厚くお礼を申し上げます。
さて、本日は形ばかりのお中元のご挨拶までに、ビールをお送りいたしました。品物は別途宅配便にてお届けする予定でございます。どうか、お納めください。
至らぬ点は多々ありますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
ますますの酷暑にお身体を崩されぬよう、ご自愛くださいませ。
敬具
お中元のまとめ
お中元はマナーとして出すのが基本です。
今の世の中の風潮として無理にお中元を贈る必要はありませんが
贈るのならマナーにのっとって贈りましょう。
せっかく「気持ち」が伝わらなかったら悲しいですものね(^_^;)