エアコンの室外機を掃除すると冷房効率があがって
電気代が安くなる!!……そんな話良くききますね^^
夏の高い電気代、少しでも抑えるために節電に苦労している方は
是非とも試したい所です。
ただ、間違ったやり方をすると意味がなかったり、
最悪故障に繋がる可能性もあります。
ということで、今回はそんなエアコンの室外機の掃除について
詳しく紹介していきます。
エアコンの室外機に水かけは効率がいい?故障は大丈夫?節電できる?
エアコンの室外機って掃除は必要なの?
そもそもエアコンの室外機って掃除するものなのでしょうか。
エアコンを購入して、数年1回も掃除したこともないと言う方も
多いのではないですか。
それでも故障せず普通に使えているものが大半でしょう。
最近のエアコンは性能もいいですからね^^
ただ、汚れの放置は故障の原因につながります。
室外機の内部は、構造や働きにより「ホコリ」「カビ」「汚水」
が溜まりやすいものなのです。
また、室外機を掃除して熱効率をあげると電気代が5~8%ほど
節約できるケースが多いのです。
当然使い方や機種にもよりますが、その場合、1時間あたり1~2円ほど
電気代が安くなる計算です。
つまり1カ月で約360円と計算すると、6カ月で2000円ほどの
節約効果が期待できるのです。
ただし、これは一般的な家庭用のエアコンを使用した場合の計算ですの
で家族が多かったり、
出力の高いエアコンを使っていたりする場合は、
さらに大きな効果が期待できるでしょう。
エアコンの室外機の掃除は自分で出来る?
そもそもエアコンの室外機って何のためにあるかご存知ですか。
ざっくり簡単にいうと
①室内の熱を外に逃がす
②室内に外の空気を取り込む
この二つです。
ということで、室外機においてもっとも重要な事は「風通しの良さ」
なのです。
室外機正面にある風の吹き出し口と背面や側面にある吸い込み口、
どちらかが障害物などでふさがれていると一気に風通しが悪化して
熱が周辺に留まってしまうのです。
そのため室外機の掃除において一番気にするべき事はこの「風通し」
をいかによくするかです。
そのため掃除するにしても室外機のアルミフィン(熱交換器)
を家庭用の掃除機の先に細いアタッチメントをつけて、
カバーの上から吸引するだけです。
取りづらければ使いふるした歯ブラシを使用するのもいいでしょう。
ただ、ペットを飼っているお宅や近隣にペットがいるお宅などでは
ペットの毛が大量に積み重なってちょっと大変かもしれません。
それでも十分自分でお掃除できる範囲ですね^^
しかし、カバーの上まで盛り上がるほどの大量のほこりがついていたり
フィンの奥深くまでごみが詰まっていたりすると、
自分で処理するのは困難ですので業者にお願いして方がいいでしょう。
プロの業者ならウォッシャーを使って室外機の内部やパーツまで
洗浄してくれるので、頑固な汚れや蓄積したほこりも落とすこと
ができます。
逆に自分で掃除するときには市販の通常の洗剤は使わないでください。
エアコンクリーニング用以外の洗剤は、エアコンの掃除を
意図して開発されていないので部品に影響を与える可能性があります。
また、掃除する際には室外機だけではなく、その周りもキレイに
しておきましょう。
室外機の空気の取り入れ口の周りに植木鉢などが置かれていると、
空気がスムーズに流れずに余計な電気を消費していまいます。
室外機の周囲20㎝以内には物を置かないようにした方がいいでしょう。
エアコンの室外機の掃除はどれくらいの頻度でやるべき?
「室外機」、その名の通り外に置かれることを前提に設計されているので
基本的には汚れに強いです。
そのため室内機のようにこまめな掃除はしなくても大丈夫です。
年に2回、汚れがひどくなければ1回でも大丈夫でしょう。
冷房使用が本格的になる前の5~6月あたりにエアコンがベストな
状態で作動できるように掃除をするのがオススメです。
その際に直射日光が室外機にあたらないように、
上からつりさげるすだれなどで日よけなどを用意すると冷房効率は
アップします。
エアコンの室外機の掃除のまとめ
エアコンの室外機は室内機にくらべ、汚れていてもそれほど
気になりません。
外にあるのですからね。。。
そこを年に一度だけでも気にかけてもらえば電気代の節約だけではなく
大事なエアコンの寿命を延ばすことにもなります。