知っていましたか?
毎年冬に訪れる季節性インフルエンザ、
感染者は1000万人以上ともいわれています。
甘く見てませんか?
毎年1万人以上の方がインフルエンザ、
インフルエンザの二次感染も含めて亡くなっているのです。
実はあなたが思っている以上にインフルエンザは怖い病気
かもしれませんよ。
そんなインフルエンザ、誰でも罹ってしまう可能性があるのですが、
最低限の気をつけることと予防法を知っているだけで
感染率を下げることができるので是非実践してみてください。
インフルエンザに感染しない為の予防と対策法!
インフルエンザに感染しないために最も有効なことは……
病原体との感染経路を断つことです。
とはいえ、日常生活を送る限りウイルスとの接触を完全に断つこと
など不可能なことですね。
ですので、少しでも感染の可能性を減らすために、必要外の
外出を控えたり、人ごみを避けたり、時差出勤をすることなどが
有効になってきます。
また、インフルエンザは患者が咳やくしゃみをするとウイルスを
含んだ唾液などの「しぶき」を飛ばします。
このしぶきを吸い込むか手についたものが口に触れると、
インフルエンザウイルスに感染してしまうのことがあるのです。
このしぶきは1.8mから2.0mくらい飛ぶのでそれ以上離れるだけでも
効果はあります。
また外出後は手洗いや手指を消毒し、身近にインフルエンザ患者が
いる場合はマスクをつけてもらうなども感染経路を遮断することには
有効です。
また日常の体調管理も重要になってきます。
日頃から体調を整えておけば免疫力が高まるので、もしインフルエンザ
ウイルスがからだに入っても、少量なら発病の可能性を下げることが
できます。
インフルエンザの予防のための手洗い方法
手洗いはインフルエンザ感染予防のなかで
安価で最も効果的な方法として国際的に推奨されています。
特に日本では手洗いは衛生習慣の一貫として子供のころから
家庭や学校で教育されています。
インフルエンザ患者が咳やくしゃみをすると唾液などと一緒に
ウイルスが周囲にまき散らされます。
このウイルスは目に見えないくら小さいため知らずに触ってしまい、
その手で目・鼻・口に触れるとウイルスが体内に取り込まれます。
これを接触感染と言います。
しかし、ウイルスは皮膚を貫いて体内に侵入することができないので
接触感染を防げばインフルエンザに感染する可能性は低くなります。
インフルエンザの予防にうがいは効果なし?
結論から言いますと、インフルエンザの予防にうがいは効果がない……
とは必ずしも言えません。
分かりづらいと思いますので言い直しますと、うがいがインフルエンザ
対策に絶対に有効だとは言えませんが、予防の対策のひとつだと考えれば
推奨できる習慣だと考えられます。
要はうがいではインフルエンザの感染を完全に防ぐことはできません。
インフルエンザウイルスが喉などに付着すると短時間で人の粘膜の
細胞中に侵入します。
そのため、通常はうがいをしてもウイルスが喉に付着してから
時間がたっていることが多いため洗い流すことが困難だと言えます。
海外ではうがいの効果は認められておらず、対策として推奨される
こともありません。
ただ、日本では古くから励行されてきた衛生習慣です。
今でも学校ではうがいが指導され、医者でもうがい薬が処方される
ことがあります。
インフルエンザ対策で完全に有効な方法はないのでできることは
なんでもやるというのは大切なことでしょう。
インフルエンザ予防のまとめ
インフルエンザの予防として色々と紹介してきましたが
なりより大切なことはインフルエンザに対する意識の問題でしょう。
決してインフルエンザを甘く考える事なく、常に自分が感染する
かもしれないということを認識しながら継続して予防する事が
大切です。
手洗い、うがいも一日や二日やったからって意味はないですからね。
日々の習慣として継続してやり続けることが重要なのですよ^^