わたしは忘年会の予約を受ける立場で長年仕事をしてきています。
それこそ何百件もの予約を対応してきています。
そんなある意味「忘年会のプロ」として普段は語らない、
飲食店の裏事情から分かる忘年会情報を公開しましょう!
正直、この情報をしっているだけで、忘年会の予約もスムーズにできるし
お店から特別なサービスを受けられる……かもしれないです^^
幹事さん必見のマル秘情報なので今年の予約に是非役立たせてください。
忘年会の幹事さんへお店選びの注意点を紹介!
①気に行った忘年会会場は毎年利用すべき!
会社において一年間のシメを飾る大事なイベントが忘年会です。
幹事様の心境としては失敗したくない、というのが本音でしょう。
そう考えると冒険して初めていくお店より、今まで忘年会で
使ったことのあるお店の中でよかった所を選んだ方が無難でしょう。
もし初めていくお店で忘年会を行いたいのでしたらかなり前もって
準備した方がいいです。
ネットで口コミや基本情報を調べるのはもちろん電話も複数回かける
必要がありますし、(詳しくは2章で)下見も行った方がいいでしょう。
事前に1回食事しに行ってもいいでしょう。
ただ、それでも失敗することがあります。
従業員も予約を取りたいでしょうから悪いことは言わないでしょうし、
口コミも完全に信用するのは怖いです。
その口コミ情報はいつのものですか。
例え昨年のものだとしても正直当てになりません。
飲食店の12月は日によっては「戦場」になります^^
しかもその「戦場」の日がその年の予約の入り方によって変わってくる
ので、去年の第二週の金曜日の口コミで高評価だったとしても
今年は宴会がマックスで入っていてとても騒がしくてサービスが
行きとどかない可能性もあるのです。
下見で食事をした時、静かで落ち着いてたお店が12月は様変わり
することが大いにあります。
そう考えると一度実際に忘年会で使ってて雰囲気の分かっている
お店の方が失敗は確実に少なくなります。
しかも以前利用した時のことをお店側が覚えていると
ちょっとサービスしてくれたり、席を優先的にいい所にしてくれる
こともあります。
……ただ、いい印象が残っていないとダメですけどね(^_^;)
②喫煙可否は必ず確認
時代の流れとはいえ最近ふえている店内完全禁煙の店舗、
自分で選んで自分の仲間だけでいくのであればいいのですが、
会社の上司やお客様など来て頂く方がタバコを吸う方が
いるのでしたら禁煙のお店はやめておきましょう。
なかには喫煙OKといっておいて、タバコは喫煙所だけで
宴会場ではダメという分かりづらい表記をしてある所もあるので
注意しましょう。
その他の注意点は別記事を用意しましたのでそちらの方も参考にしてください。
忘年会の予約の電話はどの時間がベスト?
よくお客様から
「予約の確認の電話は何時位でしたら大丈夫ですか」と聞かれます。
「オープンから閉店まで従業員はいますのでいつでも大丈夫ですよ」
、と答えるのですが本音でいえばこの時間は「ツライ」時間があります(^_^;)
11:30~13:30(ランチ営業をしている店舗のみ)
ランチはスピードが命ですので正直電話対応することもできないくらい
忙しい店舗もあります。
そうすると電話番号だけ聞かれて折り返しの電話を頂けるようになりますが
できることならこの時間帯は外した方がいいでしょう。
18:00~21:00
夜の営業のピーク時です!
特に、11月はまだしも12月の18:00前後は宴会スタートが重なりやすい
時間帯です。
もし電話で詳しい話を聞きたいのでしたら時間をずらした方が、
より丁寧に教えてくれるはずです。
14:30~16:00
これはお店側の従業員の意見なのですが、12月は休みもなく残業の日が
続くのことがあるので休憩時間くらいは休ませて、と勝手に思ってしまう
ことがあります。
そう思うのは一部の店舗で一部の人間だけでしょうけど、無理でしたらしょうがないですが
可能なら違う時間に電話してあげてください^^
(わたしもお店側の人間なので気持ちはよくわかります。
休憩中で電話対応しなければいけないブラック飲食店もまだまだ
多いですからね)
では、どの時間がいいのかというと
・13:30~ ランチのピーク時間終了後
・16:30~ 休憩時間終了後
・21:00~ 夜の宴会終了後(但し居酒屋形態のお店は除く)
ただ、どの時間帯でも金・土は外した方がいいです。
ちなみに予約確認の電話は複数回行ったほうが確実です。
中には予約されていなかった、コース内容が違った、人数が違ってたなどで問題になることもあります。
基本的にはお店側の手違い、問題がほとんどなのですが、「言ったいわない」の世界なので
結局はお客様側が不快な思いして終わってしまうことが多いのです。
そうならないためにも自衛の策として複数回の予約確認はしておいた方がいいです。
忘年会の予約に下見は必要?
幹事さんが忘年会で失敗したくないと考えるならば
最低でも1回は下見に行った方がいいです。
下見にいって一番重要なのが忘年会の席がどこになるかです。
お店にいくつか宴会場がある場合は必ずどの席になるのか確認しておきましょう。
あんまり早い時期の予約だとかえって席の場所が決められていないことがありますが、
従業員から「ご予約の宴会場はこちらの予定です」と案内されれば
そのあとお店の都合で席が移動される可能性は少なくなります。
(絶対ないとは言えませんが、移動される優先順位は確実に低くなります)
あと、下見に行って、顔と名前(できれば会社名)を売っておけば
当日サービスをされることもあります。
当然下見の際は紳士的に振舞ってくださいね^^
この下見を毎年していけば従業員との距離も縮まり受けれるサービスも多くなり
多少の無理も聞いてくれるようになるので、忘年会を毎年同じ場所でやることの
メリットの一つになります。
そして忘年会での失敗も少なくなるということです。
ちなみに下見での食事は別に無理して行う必要はないです。
料理の味に関しては分かるかもしれませんが、お店の雰囲気は下見の時期と忘年会の
時期でかなり変わります。
それこそ11月の平日と12月の週末は全く違うお店の雰囲気になるので
注意しましょう。
忘年会の予約のまとめ
忘年会での注意点などをはまだまだ書ききれないことが
たくさんあります。
このあとも記事を追加していきますので楽しみに
していてください^^