12月の忘年会、もう毎年の恒例行事ですね^^
しかしあなたがしていいる忘年会の予約、
損していないですか?大丈夫ですか(?_?)
実は「お店側」と「お客様側」の忘年会に対する考え方
というか、思いというかそういった所の認識が微妙に違うところが
あります。
あなたが満足いく忘年会だったとしても、お店側からすると
意識してもう少しサービスできる部分、もしくは無意識に
手を抜いてしまっている部分(少し御幣のある表現ですが…)があり
「損」していることがあるのです。
こういった所は「お店側」は決して表にださないので、
「お客様側」としてはなかなか気が付かないのですが
今回居酒屋の店長経験者である私が大暴露しちゃいます^^
普段はあまり気にしたことのない視点からの情報だと思いますので
これから忘年会を予約するときの参考にしてもらえばいいでしょう。
忘年会の予約幹事様必見マル秘情報
まず、皆さんが分かっていそうで分かってないところが
忘年会を行うお店の従業員も人間なんですよ^^
注文すれば勝手に調理してくれるロボットでなければ、
いつでも200人前でも300人前でも全く同じ料理を
瞬時に作れる超一流の料理人ばかりではないのです。
(超一流でも難しいですが…)
嬉しい時もあれば悲しい時もある、楽しい時もあれば辛い時もある
感情のある人間が調理し、感情によって仕上がりが変わってきてしまう
料理人がいるのも事実です。
そこを経験と意識の高さでどんな時もムラがなく仕事をするのが
プロなのでしょうけど、プロ意識を持つ料理人も幅広いと言えます。
………と回りくどく言い表しましたが、要するに
お店の従業員も人間なのだから、お客だからと言ってあんまり反感を
持たれるような対応はしない方がいいですよ、
むしろ好感をもたれるような対応をしたほうがお得なこと(損しないこと)
が多いですよ!
ということです。
極端な例をあげると、予約の電話でもなかにはすごい高圧的な態度で
無理難題を要求されるお客様もいらっしゃいます。
それこそ喧嘩腰になるくらいに……はっきり行って逆効果ですよ^^
わたしなどは長い飲食店経験があるので冷静に対応し、
むしろ他のスタッフに対処法を教える立場でした。
しかし、正直わたしですらそんな言い方されたら、いい気分はしませんので
自分の権限で追加できるサービスが10あったとしたら
せいぜい2か3のサービスを提案して納得してもらうかもしれません。
これが経験の浅い従業員ばかりのお店だとどうでしょうか、
想像してみてください。
もしかしたら要求を聞いてサービスしてくれるかもしれません。
しかしその時感じた感情を消化しきれない従業員がどうするか
とか考えたことありますか。
そう考えると、わたしは自分が行く飲食店の従業員に対して
決して「敵」にまわすような言い方はしません。
なるべく「味方」になってもらうようにお願いします。
だって……これから口にするものを作ってもらうのですよ。
怖くて「敵」にまわせないじゃないですか!
お店の従業員もプロですから、表向きは笑顔で「かしこまりました」
と言ってくるでしょうけど出てくる料理に何されるかわかりませんからね
例えば
魚の切り身が微妙に小さかったり、(ぱっと見中々分かりません)
食材の鮮度が悪いものが使われたり、(腐ってないにしても……)
器のランクが下がったり、(まず、分かりません)
焼酎が薄かったり、(嫌がらせレベルですね)
などなど「お客様側」からはなかなか気が付かないことも
お店の従業員はやろうと思えばできるのです。
怖いですよねぇ (^_^),
上記で述べたことはあくまでも極端な例なのですが、
それでもお店の従業員を敵にしてもいいことなんてない
ということが分かって頂けたのではないですか。
これからはお店を「味方」にして10のサービスを受けられるように
考えてみてください^^
忘年会の予約はいつからするべき?
基本的には1ヵ月前から予約するのがいいでしょう。
あくまでも基本的にはですが……(^_^),
予約をするお店、人数、忘年会の日にち、などによって
かなり変わってきます。
例えば40名以上の大人数の予約の場合で金・土の日にちを考えている場合
遅くて1ヵ月前、できれば2ヵ月前には予約するようにしましょう。
ちなみに大人数での予約の場合、予想できる最大人数で
予約した方がいいです。
せっかく早めに予約したのに人数が増えて予約した部屋では入りきれない
と言う事もありえます。
今度は逆に10名以下で金・土での予約をしようとした時、
あんまり早い時期だと場合によっては
「もう予約で埋まっています」
といわれ断れることもありえます。
飲食店側も忘年会は一番の稼ぎ時です。
特に金・土は予約の取り方ひとつで売り上げが数十万単位で
変わってきます。
ですので飲食店側もあんまり早い時期に宴会場を少人数の予約で
埋めたくないのは分かりますよね^^
忘年会の日にちはここがおすすめ!
まず12月で忘年会の予約が重なる日をあげてみます
金・土
22日(祝前日※2018年は24日が振替休日ですので23日)
27日~30日(企業の仕事納め)
ただ皆さんが予約をとりたい日にちも大体上記に含まれて
いるのではないですか。
ではどこがいいのか、というよりもココは外した方がいいだろう
と言う日にちを皆さんが考えたことのない視点でご説明してみましょう。
(注:必ずしもすべての飲食店が当てはまる訳ではございません)
まずもう一度いいます。
お店の従業員も人間なんです。
12月の忘年会シーズンは一番の稼ぎ時なのです
……ということは、当たり前なのですが一番忙しい時期なのです。
ただ、「忙しい」の度合いが皆さんが思っている忙しさと
大分かけ離れている飲食店が今でも多くあります。
店によっては平月の3倍近く12月で売り上げます。
しかも従業員数はそれほど変わらずに…。
毎日が戦場のような忙しさの上、休みがなくなります。
尚且つ仕込みが追いつかないので毎日が残業です。
勤務時間16時間なんてザラで18時間以上のときもあります。
拘束時間じゃなくて勤務時間ですよ、休憩どころかご飯さえ食べる時間
がなくなります。
12月の後半はまるで屍のような状態です ( ̄Д ̄;;
そんな状態でつくる料理とまだ元気な内につくる料理、
どちらがいいのかもう分かりますよね。
ということで12月27日以降はあんまりオススメできないです。
逆にわたしがオススメするのは金・土でしたら
12月の第一週、もしくは11月の最終週です。
ここは比較的予約も薄いので狙い目です。
12月の中旬の金・土はどうかというと
ここは12月のピーク中のピークです^^
忘年会だけではなくフリーのお客様も多くオープンから閉店まで
ずっと忙しい日なのです。
そうなると宴会の料理が遅れたりサービスが疎かになりやすいので
もし日にちズラせるようでしたらズラしたほうがいいと思います。
ちなみに小中学校の終業式の日は大人数の予約が早く入るので
日にちが被ったら早めに予約しましょう。
忘年会の予約のまとめ
今まで考えたこともなかったであろう「飲食店側」からの
忘年会のとらえ方。
どうですか、参考になりましたか?
確かに今では飲食店の労働環境も大分改善されて一昔前に
比べれば働きやすいお店も増えてきました。
しかし、個人店や中小の飲食店企業ではまだまだ
過酷な労働環境で働いています。
そんな飲食店従業員の考え踏まえてお店に行くと
今まで見えてこなかったことが見えてきて面白いですよ^^