前回の記事「七五三のお参りに行かない?参拝だけで祈祷はいいの?祈祷の金額は?」で
七五三をやるからには、宗教上の理由でもない限り、神社にお参りした方がいいですよ
と紹介しました。
しかし、いざ「お参りに行こう」と思っても
「ん、どこに行けばいいんだろう?」と考えてしまう方も多いのでは(^_^;)
特に引っ越しや結婚で、今住んでいる場所が地元ではないお母さんにとっては
悩んでしまいますよね。
今回はそんな神社選びのポイントについてまとめてみました。
七五三の神社はどこでもいいの?
まずは基本として、
七五三のお参りは本来、地元の神社で行います。
その土地に祀られている氏神様に七五三の年齢まで無事に成長できましたと感謝し、
これから先の無事をお祈りする意味でも地元の氏神様にお参りに行くのです。
ですので、本来は「安産祈願」「お宮参り」「七五三」のお参りは
同じ氏神様の神社に行くのが正しいみたいです。
厳密に言えば「御宮参り」はその土地の氏子と認めてもらう儀式ですし、
七五三も氏神様に無事成長できた事を報告することも目的であるので
同じ神社に行くのが筋なのでしょう。
しかし最近はこの常識もかなり形骸化してしまい、
有名な神社や近隣の大きな神社まで行ってお参りする方も多くいます。
そこの神社でもらえる記念品が可愛いから、という理由で決める方もいるくらい
ですからね^^
ただ、初めて行かれる神社の場合はよく下調べした方がいいでしょう。
神社下調べのポイント
①場所・・・初めて行く神社の場合、場所の確認は必ずしておきましょう。
神社の近辺は狭い道のところが多く、場所によっては一方通行になっている
所もあります。
当然、ナビがあればセットしていくのでしょうが、狭く分かりづらい脇道に
入っていくところでしたら、あらかじめ場所を確認しておかないと
つい見過ごして思わずいきすぎてしまうことがあります。
そうした場合すぐUターンできればいいのですが、一方通行だとしたら、
一周して回ってこなければならないので、大幅に時間がかかってしまいます。
予約などしていたらかなりヒヤヒヤものです(^_^;)
そうならないためにも場所は細かいところまで確認しておいた方がいいでしょう。
②駐車場・・車で神社まで行く場合、駐車場の有無は重要です。
そして、どれくらいの台数が止められるのかも確認しておいた方がいいです。
七五三のシーズンはかなり混み合うので狭い駐車場だとすぐにいっぱいに
なってしまいます。
車も1台だったらともかく2・3台だと車を止めるだけで一苦労です。
できれば大きい駐車場を持っている神社がオススメです。
また、もしもの時に備えて近隣の有料駐車場の場所も確認しておこましょう。
これをやっておくだけで当日の運転手は大分心にゆとりが持てるように
なりますよ^^
③距離・・・家からどれくらいの距離にあるのか、どれくらい時間がかかるのか、
これは結構大切です。
特に子供がまだ小さい3歳の七五三のときは、なるべく近い場所のほうが
いいですよ。
初めての着物で長時間の移動では、幼い子供にとってかなり負担になります。
窮屈な着物を着ている時間を少しでも短縮できるようにしてあげましょう。
いくら人気があって有名な神社でも何時間もかかるような場所でしたら
もう少し考えてみてください。
七五三で神社に行き時には予約は必要?
結論からいえば予約はした方がいいです。
予約が必要な神社で予約をせずに行かれると、待ち時間がかなりかかってしまうでしょう。
場所によっては当日の受付は行わないところもありますので
必ず事前に電話で確認した方がいいです。
基本は遅くても3ヵ月前には予約を入れた方がいいでしょう。
人気の高い有名な神社だともっと前に予約をいれる方も多いらしいので、
早めにお参りに行く神社を決めて、早めに予約をいれたたいですね^^
ただ、なかには予約なしでも当日いけばお祓いしてくれる神社もあります。
神社のホームページなどに「予約なしでも大丈夫」などの記載があれば
予約しないでも大丈夫です^^
予約を入れる際、合わせて神社で祈祷をしてもらう時に納める費用「初穂料」
も確認しておきましょう。
相場は5000円から10000円と言われていますが、これも神社によって
違いますので確認が必要です。
七五三の神社のまとめ
日本の八百万の神様は他の神社へ詣でても喧嘩しないらしいです。
本来は七五三も氏神様に報告することが目的の一つでもあるので、
有名な神社でお参りしたとしても、後日、何かのついででもいいので
地元の神社に行ってもいいかもしれませんね。
そこで「気持ち」のこもったお賽銭でもしましょう^^