ご自分の幼少時代をよ~く思い出したください
七五三にお参りに行った記憶残ってますか?
なかには鮮明に記憶している方もいるかもしれませんが、
七五三でお参りしたかどうかまで覚えているひとは、
ほとんどいないでしょう。
ちなみに私は全く記憶に残ってません(^_^;)
ただ写真には残っているので恐らくお参りにいったのでしょう。
……それじゃお参りにいかなくてもいいんじゃないの!
と思う方が近年増えていると聞きます。
今回はそこらへんについて詳しくまとめてみました^^
七五三のお参りに行かない人もいるの?
最初に言っておきますが、家の子供たちはお参りに行ってません。
宗教上の理由だからです。
恐らくこのような理由でお参りに行かない方はかなりいるでしょう。
こればかりは各家庭の事情なのでどうしようもないことです。
しかし、その他の理由で
「金銭的な問題で…」
「信仰心が薄いので…」
「準備に時間がかかるし、面倒だから……」
と、言った理由でお参りに行かない方が増えています。
ここで、もう一度「七五三」とは何か考えてみましょう。
簡単に説明すると、お参りに行って、これまでの成長への感謝と
今後の健やかな成長を願う行事のこといいます。
すなわち、「お参り」が目的なのですよ。
お参りには行かないが、写真館でかわいい衣装着せて写真とったり、
料理屋さんで食事したりするのが最近増えているみたいですが……
七五三は「記念撮影」や「食事会」ではないのですよ(^_^;)
今ではこうやらなければいけないと言った決め事があるわけではないので、
ある程度は各家族の自由ですが、「七五三」をやるからには、
せめて神社に足を運ぶくらいしたほうがいいでしょう。
確かに七五三の根底にあるのは「子供の成長を祝う気持ち」ですから、
節目となる三歳や五歳の記念に写真を撮ったり、食事会を開いてお祝いするのも
いいでしょう。
しかし、本当はそれだけでは「七五三」とは言えないんですよ。
それらを分かった上で尚、「家は家だ!」とお参りに行かないのならいいのですが、
もし何も分かってなくて、「面倒だ!」などといった安易な理由で
お参りに行くのをやめようとしている方がいたら、もう少し考えてみてはいかがですか。
私の家族は宗教上の理由で神社に行くことはできませんでしたから、
写真館で「記念撮影」したり、料理屋さんで「食事会」を開きました。
子供たちが大きくなったときに、写真がないと可哀そうですからね。
食事会もおじいちゃん、おばあちゃんにかわいい孫の姿を見せるためにも
大切なイベントの一つです^^
七五三は参拝だけで祈祷だけでもいいの?
神社にお参りに行った際、お祓いをうけ祝詞をあげてもらうのが一般的です。
しかし、お祓いをうけないで参拝だけするという人も最近増えています。
七五三は、なりより「子供の成長を祝う気持ち」が一番大切です。
その気持ちさえあれば、必ずしも一般的な七五三のお祝いではなくても、
それぞれの家庭の方針に沿ったお祝いの仕方でいいでしょう。
子供の健やかな成長を祈願して、いつもより「気持ち」多めにお賽銭して
子供と一緒に手を合わせましょう^^
もしかしたら形式だけの祈祷よりも子供の思い出になるかも……
ただ、祈祷にはそれなりの意味があるというのもお忘れなく!
七五三の祈祷にかかる金額はいくら?
神社で祈祷をしてもらう時に納める費用を
「初穂料」または「玉串料」といいます。
金額は神社によって異なり、既定の金額が決まっている所もあれば、
「お気持ち」として具体的な金額の提示がない所もあります。
あらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。
だいたいの金額としては、一人につき5000円から10000円程度が相場となっています。
七五三のお参りのまとめ
今回の内容はすべて「こうやらなきゃダメ!」
ということはありません。
なんとなく曖昧な言い回しになってしまいましたが、
結局はそれぞれの家族、ひいては親である「あなた」が決めることです。
ただ、決めるにあたって「子供の成長を祝う気持ち」は大切にしてください。
七五三は大人のための行事ではなく、子供のための行事なんですからね^^