これから夏をむかえるにあたって気を付けることの一つとして熱中症があげられるでしょう。
毎年のようにテレビでは特集され、お天気コーナーでは「熱中症」という言葉を
聞かない日がないくらいです。
しかし、これだけ注意勧告されているのに熱中症になるひとは一向に減りません。
きっとどれだけ注意されようと自分がかかるまでは所詮他人事のように
聞いているのでしょうね。
いまいち危機感が少ないのです(>_<) そうなると、実際に熱中症にかかった時、「からだを冷やす」という単純な行為すら ???という部分が出てきます。 今回は熱中症のときの応急処置の一つ、からだを冷やすということについてまとめてみました。
熱中症にかかったたき冷やす場所はどこ?
熱中症にかかったことのない人でも、熱中症にかかった時に行う応急処置の一つとして
からだを冷やすという行為があることは知っているっでしょう。
しかし実際からだを冷やそうとした時にきっとこう思うでしょう。
「どこを冷やしたらいいんだろう」
そうなんです。意外とどこを冷やすかまでは知らないんです。
では、どこを冷やしたらいいかというと、
・首の両外側
・両脇の下
・足の付け根の前部分
つまり、「太い静脈が流れている場所」です。
血液は体中を巡るための太い血管が存在する場所を冷やすと効果的にからだを
冷やすことができます。
冷やす時の注意点として、冷やす時はタオルに巻いた保冷材や氷で冷やすように
してください。
氷や保冷剤を直接身体に当てたら冷やし過ぎになってしまいますので注意が必要です。
また上記であげた「首」ですが冷やす場所はどこでいい訳ではなくて、
「首」を冷やす時は首の前の左右の頚動脈を冷やしてください。
注意点として首の後ろを冷やすのはやめましょう。
首の後ろを冷やすことにより、体内の水の動きが悪くなり「痰飲」がたまります。
特に室内では良くないです。
熱中症にかかったたき冷やす時間はどれくらい?
熱中症の症状の度合いによっても変わってきますが、
基本的には少なくても熱中症になったその日は一日冷やしてください。
そして回復の様子をみて2,3日は冷やすようにしてください。
起きている間は、これらの箇所をタオルに巻いた保冷剤や氷で冷やしてください。
この時、氷や保冷剤を直接身体に当てたら冷やし過ぎになってしまいますので
注意が必要です
寝ているときも冷えピタや氷枕を首筋にあてておくのがいいでしょう。
熱中症にかかったたき冷やしてはいけない場所は
冷やしてはダメな場所は意外かもしれませんが、「おでこ」です。
風邪をひいたときは効果があるのですが、、
熱中症のときにおでこを冷やすのは逆効果です。
理由は熱中症でおでこを冷やしてしまうと、
脳が「体が冷えた」と勘違いしてしまうため、
体温を下げるのに必要な汗をかく信号を伝えなくなります。
すると、体内は熱中症により熱が蓄積された状態なのに係わらず、
体温を下げるのに必要な汗をかかなくなるせいで、症状もさらに悪化してしまうのです。
血管も収縮したままの状態になることから
頭痛やめまいなどの症状が出てしまうこともあるそうです。
おでこを冷やしてはいけない……知らないと普通に冷やしてしまう場所ですよね(>_<) 意外と知られていない情報ですので、もし知らずにおでこを冷やしているひとが いたら教えてあげましょう。
熱中症の冷やす時のまとめ
「からだを冷やす」という簡単な行為ですが意外と知らないことが
多かったのではないですか?
熱中症の応急処置の基本的なことなので覚えておくと
いざというときにたすかりますよ^^