毎年梅雨の季節になると、じめぇ~とした空気や洗濯物のいやなニオイで
室内がとても不愉快な空間になってしまいます。
そんな時エアコンを使って除湿するかたも多いのではないでしょうか。
しかしエアコンを使いすぎると当然電気代がかかるし……
日によっては一日中エアコンをつけっぱなしなんてこともあるので
かなり家計の負担になってしまいます。
しかも間違った使いかたをすると部屋の温度が下がりすぎて体調を
崩してしまうこともあるでしょう
意外とエアコンの除湿(ドライ)機能の使いかたって知らないひとも
多いでしょう。
基本的な使い方ならばエアコンの使いかたは誰もが知っているので
わざわざ取扱説明書なんて読みませんよね(^_^;)
そこで今回はそんなエアコンについて、特に梅雨時の使用方法に
紹介していきます。
梅雨の時期エアコンの上手な使いかた教えます!
梅雨時期のエアコンの除湿は「弱冷房除湿」と「再熱除湿」機能を
上手に使い分けてください。
あんまり聞いたことがない言葉ですが、簡単に説明しますと
弱冷房除湿・・・・室内気温が高く、室温も湿度も両方下げたい場合
再熱除湿・・・・・室内気温はちょうど良い、または少し肌寒く、
室温は下げずに湿度を下げたい場合
一般的な除湿(ドライ)は弱冷房除湿であなたがイメージしている除湿も
こちらでしょう。
再熱除湿は各エアコンメーカーの高機能モデルに搭載されている機能です。
ご自宅のエアコンの機能を確認してみてください。
またエアコンの買い換えを考えている方は参考にしてください。
では再熱除湿機能のついていないエアコンの場合はどうするのか、
というと設定温度を少し高めに設定するといいでしょう。
湿度が15%下がると体感温度も1℃低下すると言われているので
少し高めの温度設定でも涼しく感じます。
梅雨の肌寒い気候の時などなおさらですね^^
また電気代の節約にもなります。
再熱除湿についてですが、温度を下げた空気を
ちょうどいい温度に暖めなおしてから部屋に戻すという
わたしたちの我儘な要望に答えてくれるだけあって
電気代はかかります。
弱冷房除湿はもちろん冷房よりも電気代はかかります。
機種にもよりますが再熱除湿は冷房よりも7倍もランニングコストが
かかるというデータもあるほどです。
再熱除湿を使用する場合は、冷房やドライを上手に使い分けて
使用したほうがいいでしょう。
ただ最近のエアコンには自動で再熱除湿と弱冷房除湿を切り替えてくれる
機能もついているものもあります。
エアコンの冷房とドライの違いは?
「冷房だと電気代が高くなるからドライにしたほうがいい」
ということを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
しかし実際はそんなこともないのです。
そもそも冷房と除湿(ドライ)では使用目的が違うのです。
ドライ・・部屋の空気の 「湿度」を下げることをいちばんに考えた機能
弱冷房除湿・・水分をあつめるために温度を下げた空気を、
そのまま部屋に戻す 。
これは弱い冷房をかけているのと同じようなものだから
肌寒く感じることもあります。
再熱除湿・・・温度を下げた空気をちょうどいい温度に
あたためなおしてから部屋にもどす。
部屋の温度を下げずに湿度だけを下げるところが、
弱冷房除湿と大きく違います
ただその分電気代がかかります。
図ではドライが最も少ない消費電力となっていますが、
実際はほとんど変わらないのです。
電気代の差はほとんどないのでその時の気候によって
使い分けることをおすすめします。
エアコンによる洗濯物の上手な乾かし方
梅雨時の洗濯物、
外には干せないし部屋干しすると部屋も洗濯物も臭くなるし……
本当に嫌な季節ですよねぇ(´・д・`)
しかしちょっと工夫するだけで洗濯物の乾きが早くなるし、
ニオイも抑えられるようになります。
部屋干しするときは、湿気の逃げ場を作りましょう
②洗濯物に風を当てて湿気を追い出す
洗濯物は空気が通りやすいように間をあけて干す
③エアコン(ドライ)や除湿機ででてきた湿気を吸収
梅雨時エアコンの使いかたのまとめ
梅雨の季節は湿度が高いので除湿(ドライ)を主に使い、
温度が下がり過ぎないように気を付けてください。
冷房や再熱除湿はその日の気温によって使い分けるようにしましょう。
ただ再熱除湿は使いすぎると電気代が高いので注意!
エアコンを使っての部屋干しは空気の流れをつくってあげると効果大です。